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一種の妄想放出場所(?)
2024/11月

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右手の中指と薬指の付け根の部分を紙でさくっと切ってしまい、じわっと痛いです。

バンドエイドも貼りにくい位置で余計に痛い;

日常で紙を触る機会が半端じゃなく多いので、紙の取り扱いには気をつけて(^^;

 

それでは、つづきを。

拍手返信は明日には・・・!!

 

 


黄「・・・で、完成したのか?」

赤「ああ。・・・ちょっと自信はないが。」

紫「でも、他に方法がねぇんだろ?それに賭けるっきゃないだろ。」

緑「・・・・・・・・・すぅ(zzz)」

黄「それじゃ、さっさと飲ませたらどうだ?」

赤「・・・・・・・・・ああ。そうだな。・・・・・・。」

紫「どうした。やけに歯切れが悪いな。」

赤「・・・実はな、この薬、ただ飲ませるだけでは効果が出ないんだ。」

黄紫『はぁ?』

赤「これは寝ている奴が好意を抱いている相手による口移しで効果を発揮するものなんだ。」

黄「なんだとぉ!!?」

赤「でも、あいつの本命は正直わからない。もしかしたら、と思うと・・・。」

紫「何でそこでおれを見るんだ!!」

黄「少なくとも、オレはこの中には入りそうにないな。お前らだけでなんとかしろよ。・・・どうしようもなかったら来てやるが。」←立ち去り

紫「・・・で、どうするよ?」

赤「・・・・・・おまえ、自信あるのか?」

紫「・・・自信・・・ねぇ・・・。」

赤「俺は正直言うと、あいつは俺のこと、ごく普通に兄としか見ていないんじゃないかと思ってな。」

紫「・・・おれも、ただつっかかってくるだけの奴、と思われてるかもしれねーし。・・・どうするか?」

赤「・・・順番にやってみるしかないか。」

紫「どっちからいくか?」

赤「・・・ジャンケンだな。」

紫「・・・・・・運命に賭けてみる、とか?」

赤「そんなところだな。実際に先にやるとなると、怖い。」

紫「・・・わかった。どっちが勝っても恨みっこなしだかんな!!」

 

赤「・・・それじゃ、頼むぞ(憮然)」

紫「おうよ。・・・やってみる。」

紫、寝ている緑の横に座る。

紫(・・・いざってときに、緊張しやがる・・・。おれってこんなんだったか!?)

紫、しばらく硬直していたが、やがて意を決して薬を口に含む。

そして、緑の顔を上に持ち上げて口を開かせる。

紫(・・・がんばれ、おれ!一気にいけ!!)

緑の開いた口をふさぐように、紫は自分の唇で緑の口を覆う。

赤「・・・どうだ・・・?」

緑「・・・・・・んん・・・・・・。」

紫「・・・?なんか起きそうで起きねぇ・・・。おれじゃ、ダメなのか・・・?」←ちょっとがっくり

赤「・・・表情が表れはじめたようだ。」

紫「・・・そういえば、なんか笑っているようにも見えるぞ?さっきまでは無表情だったのに・・・。」

赤「この場合、もしかしたら他にも気になっている奴がいるようだ。」

紫「・・・そうか、それならあとはアンタに任せるしかないな。」

赤「・・・なんだと?」

紫「他にコイツが想うヤローはアンタしか考えられねぇからな。」

赤「・・・いいのか?」

紫「さっきだってアンタ、おれがやったとき止めなかっただろ?今度はアンタの番だ。」

赤「・・・わかった。」

今度は赤が薬を口に含む。そして、先ほど紫がしたように、赤は緑の口を口で覆う。

緑の喉が鳴る。

赤「・・・・・・どうだ・・・?」

紫「・・・これで起きなかったら?」

赤「それこそ弟の好きな奴は多いってことだ。下手したら全員連れてこないと起きないかもしれん。」

紫「さらっと言うな!!下手したらあのお転婆姫も来るぞ!!おれら全員ボコられるぞ!!」

?「・・・それ、彼女に聞かれたらそれこそ手がつけられなくなるよ・・・。」

紫「お・・・。」

赤「あ・・・ああ・・・・・・。」

緑「あ、おはよ。二人とも・・・。なんかすっごく長く寝てた気がするぅ・・・。」←寝ぼけまなこ

赤「L次ーーーー!!よかった!!」

兄は弟を力いっぱい抱きしめる。

紫「やっと・・・やっと目、覚ましたか!とんだ大寝坊だな。」

紫は突っ張りながらも頬は赤い。

黄「お~・・・起きたか。丸2日、寝てたぞ?おまえ。」←ちゃっかりみんなのところへ戻る黄

緑「え!?・・・本当に?」

黄「ああ。・・・こいつら本気で心配してたぜ?」

緑「・・・そうなんだ・・・。僕、風邪薬を飲んだ途端、ものすごく眠くなって・・・それで・・・。」

赤「すまん!!それは俺の責任だ!・・・薬の副作用が強すぎた。俺のミスだ。」

緑「兄さん・・・。」

赤「あとそれと、こいつらがお前をイタズラしてた。」

黄「あ!まてこの裏切り者!!お前だって賛成してただろうが!!」

赤「してねぇ!!・・・そりゃちょっとはいいかも、とは思ったけどよー。俺は何にもしてねぇ!!」

紫「やっぱ賛成してんじゃねーか!!」

緑「・・・ふ~ん。僕が寝ている間にずいぶん面白いことしてたみたいだね。」

緑の顔はにこやかだが、目は全然笑ってない。

紫「あ・・・。」

黄「・・・やべ。」

赤「・・・・・・こいつらもひたすらお前を起こそうと必死だったからな。何らかの方法で目覚めるかも、とか言ってた。」

「何に・・・何に目覚めるっていうのさーーーーーーー!!(怒)」

紫「そ、それはアニキが・・・!」

黄「あ、オメーも裏切るか!!コラ!!」

緑「うるさ~~~い!!バカバカバカ!!!みんな最っ低!!!大っ嫌いだ!!!

紫「!!!!!」←激ショック

赤「・・・俺もか!!?」←かなりショック

黄「あ~あ、嫌われちまったな。」

こうして、緑は目覚めたものの、昨日までの行動が原因にブチ切れ、大暴れ。

その後、しばらく緑は全員と顔を合わせようとしなかったとか・・・。

****************************

緑、やっと起きました。

でも、今度はご機嫌斜めです。しかもこのまま続けます(笑)

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荒岸
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一度ハマるとしばらくそのまま抜け出せない、割と冷めにくい性質。
そして、結構勘で動くので、意外にも(?)せっかちな部分があり(汗)
好CP→L次受全般。接点ときっかけさえあれば何でもいける(笑)
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