つづきつづき･･･

さて、早々とつづきといきます。(早っ)

 

 

黄「･･････できた！！できたぜ二人とも！！」

緑「しょっぱなから何騒いでるのさ～。やかましいな～。」

黄「できたってんだろ！！聞いてんのかお前！！」

緑「だから何ができたってのさ。」←耳をふさぎながら

黄「風邪薬だよ！テメーの兄貴が風邪でダウンしてるの忘れたのか？」

緑「忘れてないって。･･･って、いつの間に！？材料は？」

黄「その辺のものでできたぜ？」

緑「大丈夫かなぁ･･･。いきなり兄さんに飲ますの？」

黄「言われてみれば、いきなりは危ないよな･･･。よし！」

緑「え！？何かやるの？」

黄「ちょっとあいつで試してくる！」

緑「あいつって･･･ちょっと待って！！」

 

黄「ＷＬ次～♪」

紫「なんだよアニキ、にこやかな顔して。」

黄「おまえもちょっと風邪ひいてたよな？ちょっとこれ飲んでみ？」

紫「実験体かよ！！いくらアニキの頼みとはいえ冗談じゃない！！」←ダッシュ！！

黄「あ、コラ！逃げんじゃねぇ！！」

紫「逃げるわ！！どうせＭ男に作ったやつだろ！！」

黄「オレとしてはそのままＭ男に飲ませてもいいんだが、Ｌ次がダメだっていうから、ちょっと風邪気味なお前にまず飲んでもらってだな･･････。」

紫「い～や～だ～！！」

 

緑「Ｗ男、どこ行ったんだろ･･･。たぶんＷＬ次のとこに行ったんだろうと思ったけど、いないし･･･。」

･･････遠くから。

黄「こ～ら～！！おとなしく飲みやがれ～！！」

紫「い～や～だ～！！絶対に！！」

緑「･･････二人して仲良く追いかけっこしてる。これじゃさっさと兄さんに飲ませた方が早いかな･･･ん？」

緑の足元に何かのビンが。

緑「･･････これ、Ｗ男が作った薬かな？ラベルの汚い字･･･きっとそうだ。」

緑、その場から立ち去る。

黄「だからさっさと飲めばいいものを･･･あれ？･･･ない。どっかで落としたか？」

紫「･････････ほっ。」

 

緑「兄さ～ん。具合どう？」

赤「･･･見ればわかるとおり。全然よくならねぇ･･････。」

緑「こんな気温じゃ寒くて環境がよくないからね･･･。せめてもうちょっとあったかくなれば･･･。でもシャインは全部取っちゃったんでしょ？」

赤「ああ･･･おれとＷ男とＷＬ次の取れる範囲は全部、な。」

緑「へえ･･･なるほど･･････。」

赤「それよりなんか薬できたとかないか？」

緑「あ、そうだ。Ｗ男が作ったって大騒ぎしてたのがあったっけ。･･･飲むの？」

赤「･･･試験は済ませたのか？」

緑「今Ｗ男がＷＬ次相手に必死で追いかけっこしてたけど･･･。たぶん捕まらないと思うよ。薬の現物なら今持ってるけど、飲もうか。その方が早いから。」

赤「じょ、冗談じゃない！あいつの薬ほど危険なものはない！！」

緑「たしかにそうかもしれないけど、たぶん死ぬことはないと思うから、飲んで？」

赤「い・や・だ！」

緑「･･････しょうがないなぁ･･････。」

赤「安全だとわかれば飲むぜ。本当によ･･･。って、Ｌ次、聞いてんのか？」

緑「･････････。」

赤「Ｌ次？どうした？」

緑、赤の口に有無を言わさずに口付ける。

赤「！！！！！････････ごくん！」

緑「･･････飲んだね？よしよし。いい子いい子♪」

赤「な、な、な･･･なにしたお前！？それに飲み込んだのは･･･。」

緑「前にＷＬ次が教えてくれた飲ませ方だよ。薬も飲んだし、今日はあったかくして寝なよ。僕の上着も貸すから。」

赤「！！ぐぁ～～～～！！あの得体の知れない薬かよ～～～！！ああもう、俺明日どうなってることか･･･；」

緑「案外効果あるかもよ？じゃ、僕はまたちょっと行ってくるから。」

緑、テントから出て行く。

赤「･････あいつからあんなことしたの、初めてだよな･･･？･･･今回の企画で変わったのかもな･･･。相手があのＷＬ次というのが気に食わんが･･･。ま、こういうのも悪くないかな･･･？」

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例の方法で未知数な薬を飲まされた兄さん。

ところでいまだに黄と紫は追いかけっこをしているのでしょうか？(笑)