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一種の妄想放出場所(?)
2024/11月

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ウソです。

本当はやっとこさ夏休みで実家に向かいます。

なので明日から数日ほどテキスト連載を休むことになるかと・・・。

パソはあるっちゃあるのですが、いかんせん家族がいる中なので;

まこと申し訳ないです。


それでは、つづきを。
明日時間があればもう1話分いけるかも・・・?





********************************

猛犬を振り切り、ミニM男に従い歩くM男。

その背にはL次もいた。

赤「・・・・・・やっと静かになったな。」

緑「そうだね。前はめっちゃ騒がしかったもん。」

赤「あいつらが来てからだよな。やかましくなったのは。このまま二人きりで行くとしようか・・・。」

?「そうはさせるか~・・・!」

?「コラー!!おいてくんじゃねー!!」

後ろから大声が。・・・とはいっても距離があるのでM男たちには小さく聞こえるが。

緑「あ。」

赤「ちっ。もう復活したか。」

黄「テメェ・・・思いっきり殴りやがって・・・#」

紫「しかもどさくさ紛れにおれまで・・・。そのまま置き去りにしやがって・・・#」

緑「そういえばキミはまともに食らってたよね。」

赤「一番効果的な対処をしただけだ。怒るなよ。」

紫「怒るわ!おれが転んだ体勢のままL次にだけ指示出して・・・、おれはまともに食らったぞ!」

黄「思い切り腹殴りやがって。こんなの自力で出せたぞ!!」

赤「そんなの待ってたら俺のL次が猛犬に食われるって。」

黄&紫こ・の・ヤ・ロ~・・・・・・#

緑「兄さん、謝る気はないみたいだね・・・。はぁ;」

弟のつぶやきを聞かぬフリでスルーした兄であった;



結局4人そろって行動することに。

そしてしばらく歩いていると・・・・・・。

緑「兄さん、あれ・・・・・・。」

赤「・・・・・・これは・・・・・・。」

黄「・・・・・・・・・つり橋・・・・・・だな。」

紫「しかもだいぶボロボロだぞ・・・・・・。」

WL次が言うように、そのつり橋はいかにも崩れそうなくらい古びていたのだ。

紫「それに・・・うわ;下見たら気が遠くなってきた。」

背景は滝が見えて絶景なのだが、その滝が大きく、高さは数十メートルにもなる。

つり橋の位置はちょうど滝の頂上がはっきり見える位置だった。

黄「高いな・・・・・・。それにこのつり橋・・・・・・。」

W男はつり橋に手や足をかけるが、その度にミシッと音を立てる。

赤「・・・・・・こりゃ一度に全員渡るのは危ないな・・・。」

緑「どうするの?」

赤「そりゃ、一人ずつ慎重に渡るしかないだろ。」

紫「L次はどうすんだ?こいつ腰悪いんだろ?」

赤「・・・・・・それは・・・・・・!」

紫「他に道はないのかよ?」

赤「・・・・・・周りを見ると、他にはなさそうだぞ。」

緑「・・・歩くよ。何とかしてさ。」

赤「でもお前、しんどくないか?」

緑「しんどいよ!でも一人ずつ行くしかないだろ?仮にこのつり橋が頑丈でもおぶって歩くのは危ないって。」

黄「ま、そりゃそーだな。足元不安定だし。」

赤「・・・・・・わかった。でも、無理はするなよ。」



黄「で、順番はどーする?最初に誰が行くんだ?」

紫「まずはおれが行く。渡って大丈夫かどうか確かめる。」

赤「わかった。じゃ、次はW男で・・・L次、お前は最後でいいか?」

緑「・・・うん。いいよ。」

紫「じゃ、渡るぞ。」

恐る恐る足を踏み入れるWL次。

紫「うわ・・・歩くたびにミシミシいうわ;正直最後まで持つか・・・?」

時々手すりも嫌な音を立てながらも渡りきるWL次。

黄「WL次は渡れたようだ。次はオレだな。」

堂々とした態度でのっしのっしと歩くW男。

赤「おい!もっと丁寧に歩け!!壊れるだろ!!」

黄「オレに繊細さを求めるな!!ないものをねだるな!!」

赤「自分で言うなっての!!」

大騒ぎしながらもW男も渡りきる。

赤「あ~、肝が冷えるぜ;W男の奴、乱暴に歩きやがって・・・。」

文句を言いながらそっと足を運ぶM男。

赤「大丈夫か・・・?L次まで持つかな・・・?」

M男は慎重に足を進める。

  がらっ

そのとき、橋の板が1枚落ちる。

赤「わっ;こりゃさっさと渡らないとマズイ・・・。多分次でヤバイ・・・!」

手すりも引き千切れそうだったが、どうにか渡りきったM男。

赤「L次ーーー!来れそうかーーーーー!!」

緑「無茶苦茶だよ!!さっきそこの手すりが細くなったよ!?」

赤「行くっていったのはお前だろ!頑張れ!!」

緑「・・・・・・もう、わかったよ!!行く!!」

四つんばい状態で橋に手をかけるL次。

緑「う・・・下を見ると余計怖い・・・。いつもならそんなに気にならないんだけどな・・・。」

赤「L次!やっぱ立てないのか!?」

緑「それ以前に手すりがやばくて掴めないよ!いっそこのままの方が安全そう・・・!」

ハイハイで橋をゆっくり渡るL次。

途中で板が数枚落ちるが、手すりは何とか切れずにいて、L次は半分を進んだ。

そして、あと数メートルとなった・・・。

赤「よし、何とか渡れそうだな・・・。」

黄「・・・・・・ちと、手すりがまずいぞ・・・。」

それでもあと1歩・・・。

緑「よ、よし・・・。渡れる・・・・・・!!」

そのとき。



  ぶちっ



L次の後ろの手すりが切れる。

緑「う・・・うわぁぁぁっ!!」

何とか板にしがみついて耐えるL次。

赤「L次!!頑張れ!!今助けるからな!!」

M男はL次へ手を差し伸べる。

が、なかなか届かない。

赤「くそっ!!くそっ!!」

紫「どけ!!おれがいく!!」

赤「なっ・・・・・・!」

紫「腕の長いおれの方が届くだろ!!どいてろ!!」

M男をどかすWL次。

紫「L次!!」

L次の腕をつかむWL次。

紫「アニキ!!手伝ってくれ!引き上げる!!」

黄「しょーがねぇ!!手伝ってやるよ!後で礼ははずめよ!!」

紫「わかったよ!!」

W男はWL次の腕をつかみ、引き上げる。

さらに反対側からM男がWL次の腕をつかむ。

赤「人手は多い方がいいだろ?」

紫「・・・・・・けっ。」

そういいながらも必死でL次を引き上げる。

そして・・・・・・。



無事、引き上げ成功。



赤「L次!!よかったーー!!」

無事救出されたL次を抱きしめるM男。

緑「兄さん・・・・・・。WL次もW男もありがとう・・・。」

紫「へっ、気にすんじゃねぇよ!(////)」

黄「礼ははずめよな♪」

緑「相変わらずだね;W男。」

こうして無事を喜びあいながら、しばらく騒いでいたのだった・・・。



再び移動。

本人の強い希望で、L次は自分で歩くと言い出し、ふらふらと歩いている。

その後ろで様子を見るM男とWL次。

赤「・・・・・・なぁ。」

紫「なんだ?」

赤「あ、ありがとよ。弟を助けてくれて。」

紫「・・・別にアンタのために助けたんじゃねぇ。」

赤「ああ。わかってる。」

紫「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

赤「アイツは俺にとってはかけがえのない存在だからな。礼を言っとこうと思って。一応。」

紫「それはおれも同じだ。・・・引き上げを手伝ってくれたことには感謝する。」

赤「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

紫「でも、アイツをゆずる気はないからな!!それだけは覚えとけ!!」

赤「フン、それはこっちのセリフだ!!」

そのときにL次が転ぶのを見る二人。

二人は足早に彼の元へ向かうのだった。

********************************

よほど整備がされていなかったのか。W男が渡ったときよく壊れなかったなぁ(笑)

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荒岸
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非公開
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自己紹介:
一度ハマるとしばらくそのまま抜け出せない、割と冷めにくい性質。
そして、結構勘で動くので、意外にも(?)せっかちな部分があり(汗)
好CP→L次受全般。接点ときっかけさえあれば何でもいける(笑)
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