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本当はやっとこさ夏休みで実家に向かいます。
なので明日から数日ほどテキスト連載を休むことになるかと・・・。
パソはあるっちゃあるのですが、いかんせん家族がいる中なので;
まこと申し訳ないです。
それでは、つづきを。
明日時間があればもう1話分いけるかも・・・?
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猛犬を振り切り、ミニM男に従い歩くM男。
その背にはL次もいた。
赤「・・・・・・やっと静かになったな。」
緑「そうだね。前はめっちゃ騒がしかったもん。」
赤「あいつらが来てからだよな。やかましくなったのは。このまま二人きりで行くとしようか・・・。」
?「そうはさせるか~・・・!」
?「コラー!!おいてくんじゃねー!!」
後ろから大声が。・・・とはいっても距離があるのでM男たちには小さく聞こえるが。
緑「あ。」
赤「ちっ。もう復活したか。」
黄「テメェ・・・思いっきり殴りやがって・・・#」
紫「しかもどさくさ紛れにおれまで・・・。そのまま置き去りにしやがって・・・#」
緑「そういえばキミはまともに食らってたよね。」
赤「一番効果的な対処をしただけだ。怒るなよ。」
紫「怒るわ!おれが転んだ体勢のままL次にだけ指示出して・・・、おれはまともに食らったぞ!」
黄「思い切り腹殴りやがって。こんなの自力で出せたぞ!!」
赤「そんなの待ってたら俺のL次が猛犬に食われるって。」
黄&紫『こ・の・ヤ・ロ~・・・・・・#』
緑「兄さん、謝る気はないみたいだね・・・。はぁ;」
弟のつぶやきを聞かぬフリでスルーした兄であった;
結局4人そろって行動することに。
そしてしばらく歩いていると・・・・・・。
緑「兄さん、あれ・・・・・・。」
赤「・・・・・・これは・・・・・・。」
黄「・・・・・・・・・つり橋・・・・・・だな。」
紫「しかもだいぶボロボロだぞ・・・・・・。」
WL次が言うように、そのつり橋はいかにも崩れそうなくらい古びていたのだ。
紫「それに・・・うわ;下見たら気が遠くなってきた。」
背景は滝が見えて絶景なのだが、その滝が大きく、高さは数十メートルにもなる。
つり橋の位置はちょうど滝の頂上がはっきり見える位置だった。
黄「高いな・・・・・・。それにこのつり橋・・・・・・。」
W男はつり橋に手や足をかけるが、その度にミシッと音を立てる。
赤「・・・・・・こりゃ一度に全員渡るのは危ないな・・・。」
緑「どうするの?」
赤「そりゃ、一人ずつ慎重に渡るしかないだろ。」
紫「L次はどうすんだ?こいつ腰悪いんだろ?」
赤「・・・・・・それは・・・・・・!」
紫「他に道はないのかよ?」
赤「・・・・・・周りを見ると、他にはなさそうだぞ。」
緑「・・・歩くよ。何とかしてさ。」
赤「でもお前、しんどくないか?」
緑「しんどいよ!でも一人ずつ行くしかないだろ?仮にこのつり橋が頑丈でもおぶって歩くのは危ないって。」
黄「ま、そりゃそーだな。足元不安定だし。」
赤「・・・・・・わかった。でも、無理はするなよ。」
黄「で、順番はどーする?最初に誰が行くんだ?」
紫「まずはおれが行く。渡って大丈夫かどうか確かめる。」
赤「わかった。じゃ、次はW男で・・・L次、お前は最後でいいか?」
緑「・・・うん。いいよ。」
紫「じゃ、渡るぞ。」
恐る恐る足を踏み入れるWL次。
紫「うわ・・・歩くたびにミシミシいうわ;正直最後まで持つか・・・?」
時々手すりも嫌な音を立てながらも渡りきるWL次。
黄「WL次は渡れたようだ。次はオレだな。」
堂々とした態度でのっしのっしと歩くW男。
赤「おい!もっと丁寧に歩け!!壊れるだろ!!」
黄「オレに繊細さを求めるな!!ないものをねだるな!!」
赤「自分で言うなっての!!」
大騒ぎしながらもW男も渡りきる。
赤「あ~、肝が冷えるぜ;W男の奴、乱暴に歩きやがって・・・。」
文句を言いながらそっと足を運ぶM男。
赤「大丈夫か・・・?L次まで持つかな・・・?」
M男は慎重に足を進める。
がらっ
そのとき、橋の板が1枚落ちる。
赤「わっ;こりゃさっさと渡らないとマズイ・・・。多分次でヤバイ・・・!」
手すりも引き千切れそうだったが、どうにか渡りきったM男。
赤「L次ーーー!来れそうかーーーーー!!」
緑「無茶苦茶だよ!!さっきそこの手すりが細くなったよ!?」
赤「行くっていったのはお前だろ!頑張れ!!」
緑「・・・・・・もう、わかったよ!!行く!!」
四つんばい状態で橋に手をかけるL次。
緑「う・・・下を見ると余計怖い・・・。いつもならそんなに気にならないんだけどな・・・。」
赤「L次!やっぱ立てないのか!?」
緑「それ以前に手すりがやばくて掴めないよ!いっそこのままの方が安全そう・・・!」
ハイハイで橋をゆっくり渡るL次。
途中で板が数枚落ちるが、手すりは何とか切れずにいて、L次は半分を進んだ。
そして、あと数メートルとなった・・・。
赤「よし、何とか渡れそうだな・・・。」
黄「・・・・・・ちと、手すりがまずいぞ・・・。」
それでもあと1歩・・・。
緑「よ、よし・・・。渡れる・・・・・・!!」
そのとき。
ぶちっ
L次の後ろの手すりが切れる。
緑「う・・・うわぁぁぁっ!!」
何とか板にしがみついて耐えるL次。
赤「L次!!頑張れ!!今助けるからな!!」
M男はL次へ手を差し伸べる。
が、なかなか届かない。
赤「くそっ!!くそっ!!」
紫「どけ!!おれがいく!!」
赤「なっ・・・・・・!」
紫「腕の長いおれの方が届くだろ!!どいてろ!!」
M男をどかすWL次。
紫「L次!!」
L次の腕をつかむWL次。
紫「アニキ!!手伝ってくれ!引き上げる!!」
黄「しょーがねぇ!!手伝ってやるよ!後で礼ははずめよ!!」
紫「わかったよ!!」
W男はWL次の腕をつかみ、引き上げる。
さらに反対側からM男がWL次の腕をつかむ。
赤「人手は多い方がいいだろ?」
紫「・・・・・・けっ。」
そういいながらも必死でL次を引き上げる。
そして・・・・・・。
無事、引き上げ成功。
赤「L次!!よかったーー!!」
無事救出されたL次を抱きしめるM男。
緑「兄さん・・・・・・。WL次もW男もありがとう・・・。」
紫「へっ、気にすんじゃねぇよ!(////)」
黄「礼ははずめよな♪」
緑「相変わらずだね;W男。」
こうして無事を喜びあいながら、しばらく騒いでいたのだった・・・。
再び移動。
本人の強い希望で、L次は自分で歩くと言い出し、ふらふらと歩いている。
その後ろで様子を見るM男とWL次。
赤「・・・・・・なぁ。」
紫「なんだ?」
赤「あ、ありがとよ。弟を助けてくれて。」
紫「・・・別にアンタのために助けたんじゃねぇ。」
赤「ああ。わかってる。」
紫「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
赤「アイツは俺にとってはかけがえのない存在だからな。礼を言っとこうと思って。一応。」
紫「それはおれも同じだ。・・・引き上げを手伝ってくれたことには感謝する。」
赤「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
紫「でも、アイツをゆずる気はないからな!!それだけは覚えとけ!!」
赤「フン、それはこっちのセリフだ!!」
そのときにL次が転ぶのを見る二人。
二人は足早に彼の元へ向かうのだった。
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よほど整備がされていなかったのか。W男が渡ったときよく壊れなかったなぁ(笑)
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次回からフリーリクエストを実施します。
次回指定数値:30000
そして、結構勘で動くので、意外にも(?)せっかちな部分があり(汗)
好CP→L次受全般。接点ときっかけさえあれば何でもいける(笑)